そのミラクルな成分により、活躍しているヘンプの実

大麻(ヘンプ)からは、高い栄養素を持つ実が採取でき、それがナッツとして販売されているのです。
日本でもヘンプの実は、七味唐辛子に入っていますが、外殻がついたもので、噛むとカリッとした感触が楽しめます。
ですが、ナッツはその外殻を取り外し、そのまま食すのです。
味わった人によると、「癖がなくナッツの風味があって美味しい」との事で、海外ではサラダにかけて食べられているそうです。
ヘンプの実は、とても高い栄養素を含んでいるのが特徴で、必須脂肪酸であるω6とω3をバラナス良く含んでいるだけではなく、現在知られている必須アミノ酸10種を全て含む上に他に20種のアミノ酸もあるのです。
必須脂肪酸であるω3は、αリノレン酸、DHA、EPAの三種ですが、ヘンプの実に含まれるのはαリノレン酸のみです。
しかし、αリノレン酸は、その15%が体内でDHAやEPAに変換されるので、DHAやEPAは必ずしも必要ありません。
DHAやEPAは魚に多く含まれますが、わざわざ魚から摂取する必要はなくなるのです。
ヘンプの実の大半は、脂肪酸とアミノ酸が含まれていますが、それ以外にも、炭水化物、食物繊維、ビタミンやミネラルを含んでいます。
そして、現代人が摂取し過ぎているコレステロールは含んでいないのです。
しかも、必須脂肪酸や必須アミノ酸の含有量は、人に合わせたかのように非常にバランスよく含まれており、これらの点から奇跡のサプリメントとしか思えません。
極めて良質の食品と言えるでしょう。
この奇跡の栄養価を活かすように、各種製品が作られています。
海外では、ヘンプの実をパウダー状にして販売しており、そのパウダーをアイスクリームに入れるそうです。
また麻豆腐や麻ケーキ等にも利用されています。
それだけではありません。
ヘンプミルクなるものも、市販されているのです。
作り方は簡単なので、各過程でも自作できるでしょう。
ヘンプの実を水に浸して、ミキサーに掛けて、水と合わせます。
ヘンプの実100gに対して水500ccだそうです。
そして、砕け切らなかったヘンプの実を布などでこして、出来上がりです。
こされたヘンプの実も、大変栄養価が高いため、サラダに掛けて食されると聞ききます。
似たような製品に豆乳があり、こちらも必須アミノ酸を含んでいます。
ですが、決定的に違うのは、ヘンプミルクはアレルギー患者が飲んでも問題ないのです。
大豆アレルギーはありますが、ヘンプアレルギーはありません。
他のアレルゲンである牛乳や米ミルクが飲めない人でも、安心して飲めるのです。
また豆乳では、基礎ミネラルの吸収を妨げるフィタン塩酸や酵素阻害物質を含みますが、ヘンプミルクにはそれがありません。
ヘンプミルクは、既存のミルクと名の付くものの代替になるだけではなく、その問題点も克服している飲料です。
極めてミラクルな製品と言えるでしょう。
ヘンプの実は、日本では七味唐辛子にしか含まれていませんが、海外ではその栄養価を注目し、既に活躍の場が与えられた食品となっているのです。

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